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トピックス

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認知症を知り 地域をつくるキャンペーン 2006年秋の活動から

毎年9月21日が「世界アルツハイマーデー」であることもあり、秋にはさまざまな認知症関連の催しが行われます。「認知症を知り 地域をつくるキャンペーン」が始まった昨年からはとりわけ多くの取り組みが行われるようになっています。
本年は特に、認知症の人本人が従来にもまして積極的に発言し、また自然や社会の中に出て行く姿が増えています。
本年秋に行われた数多くの活動の中からいくつかをご紹介します。

9月
■21日を中心に「(社)認知症の人と家族の会(旧呆け老人をかかえる家族の会)」による、アルツハイマーデー街頭一斉活動
1994年に国際アルツハイマー病協会が9月21日を「世界アルツハイマーデー」と定めてから今年は13回目となりました。認知症の人と家族の会では毎年この日の前後に、全国各地で街頭活動(リーフレット配布などの啓発活動)を行っています。
「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」は、9月21日に東京の新宿駅前で行われた街頭活動に参加しました。当日は、認知症の人と家族の会東京都支部代表の笹森貞子氏、厚生労働省認知症対策推進室専門官佐々木健氏、認知症介護研究・研修東京センター主任研究主幹の永田久美子氏、国際長寿センターなど多くの人の参加によって、道行く人にリーフレットを手渡し、認知症への理解を訴えました。積極的に質問をする人もあり、認知症への関心の高さを実感しました。

認知症の説明をする佐々木専門官
認知症の説明をする佐々木専門官
リーフレットを配布する永田主任研究主幹
リーフレットを配布する永田主任研究主幹

■23日 朝日新聞社主催「2006年アルツハイマーデー記念 もの忘れフォーラム」
「もの忘れフォーラム」は東京国際フォーラムで開催され、「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」幹事の長谷川和夫先生(認知症介護研究・研修東京センター長)が「認知症のひととともに暮らすまちづくり 〜そして、自分らしく生きるとは。」と題する講演を行いました。講演の中ではそれぞれの町の中で認知症の人の自分らしい生活を支えていくことの重要性が強調されました。また、100人会議会員の永六輔氏(放送タレント)も「自分らしく生きる。自分らしく老いる。」との特別講演を行いました。
5000名の出席者には「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」のリーフレット「明日のわたしのためだから」が全員に配られました。

講演する長谷川先生
講演する長谷川先生

10月
■16日、17日 日本初の認知症の人「本人会議」を開催
「(本人同士が集まって話をすることで)こんなにもパワーがもらえるものなのか」。これは本人会議に参加された方が思わず漏らした発言です。
近年、認知症の人自身が、自らの体験や社会への要望を語りはじめています。一人ひとりの思いをよせあい、認知症の人への真の理解と支援を社会に求めていくために、今回、本人会議が開かれました。この本人会議は、認知症の人本人が自ら参加し、本人同士で話し合い、互いの支えあいや、社会への発信を行う国内で初めての試みです。 詳細は下記「だいじょうぶネット」をご覧ください。
http://www.dai-jobu.net/

会議の様子
会議の様子
記者会見
記者会見
(写真はご本人およびご家族の承諾をいただいております)

■21日 北九州市で「もりフォーラム」開催
21日、北九州市の山田緑地で、同市の認知症啓発月間記念事業として「もりフォーラム」が開かれました。山田緑地は140万?にも及ぶ広大な広域公園で、ここに認知症の人本人200名をふくむ1,400名にもおよぶ認知症の人と市民が集い、交流し、自然にふれ、また認知症についての正しい理解を深めるために100人会議のパネル展示や認知症サポーター講座も行われました。参加者は、快晴の空の下で、思い思いに森の散歩会、紙漉き体験、青空ケア教室、フリーマーケットなどを楽しみました。会場では「ふだん無表情な人が自然に出会い人々と出会うことによって笑顔になった」との声が多く聞かれました。

会場内の「100人会議パネル展示」
会場内の「100人会議パネル展示」
散策する参加者
散策する参加者

11月
■3日 「市民発! 介護なんでも文化祭」開催
3日には、介護者の会ネットワーク・NPO法人サポートネットワークセンター・アラジンの主催による「市民発!介護なんでも文化祭」が開催されました。会場では「若年認知症家族会・彩星の会」などの認知症当事者の会をはじめとして介護を必要とする人をささえる多くの団体が参加して、相談会、交流会、介護用具展示会などが行われました。100人会議ではブースを出展し、パネル展示を行いました。ブースには数多くの方が立ち寄り、認知症についての質問、「認知症を知り 地域をつくるキャンペーン」への質問が寄せられました。

100人会議パネル展示
100人会議パネル展示

■3日-5日 「認知症の人が安心して暮らせるまち・東京キャンペーン」スタート
東京都内には何らかの介護や支援を必要とする認知症の人が約16万人に達していると推計されています。このことから、東京都では都民が認知症を身近な問題としてとらえ、地域における支援について考えるきっかけとするために2006年11月から2007年1月までの3ヶ月間にわたって「認知症の人が安心して暮らせるまち・東京キャンペーン」を実施しています。
このキャンペーンの幕開けとして11月3日から5日にかけ「認知症の人が安心して暮らせるまち・東京を目指して」と題する連続講演とシンポジウムが行われました。11月3日のオープニングセレモニーでは堀田力100人会議議長からのメッセージも披露されました。堀田議長はメッセージの中で「認知症の人を地域で支えるためには人にやさしい地域とすることが重要である。認知症はすべての人がすべての人にやさしい社会を作っていくために神から与えられた試練である」と述べ、出席者に大きな感動を与えました。
詳細は下の「認知症高齢者を地域で支える東京会議ホームページ」をご覧ください。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/zaishien/ninchisho/index.html

堀田力100人会議議長
堀田力100人会議議長
「認知症を知り 地域をつくるキャンペーン」の紹介
「認知症を知り 地域をつくるキャンペーン」の紹介

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